車イスの方にもやさしいバリアフリー設計
30cmもあった段差を緩やかなスロープに変更し、色や素材の違いで玄関と廊下との境界を表現。壁の一部をガラスに替えたことで、暗かった空間が明るく爽やかなスペースに生まれ変わりました。
オーダーメイドのレジンテーブル
リビング中央に配置したレジンテーブルは、伊豆の海をイメージした鮮やかなブルーが目を引くオーダーメイド品。建物全体のインテリアの色彩も、このブルーを中心にコーディネートしていきました。
洗面脱衣室にもアクセントとなるレジンテーブル
半透明の洗面ボウルと間接照明を組み込んだ造作洗面台。
夜に浮かぶ幻想的なシチュエーションは、ご覧の通りです。
タタミルームもオーシャンスタイルに
閉ざされた暗い洋間でしたが、壁を可動式のアクリルパネルにすることで明るく広がりのあるスペースとなりました。
小上がりのタタミは一部移動ができ、フレキシブルさも考えています。
ベランダをアウトドアリビングに
物干しだけのスペースだったベランダを少しだけ拡張。
段差を解消して、お庭とリビングをつなぐミッドエリアに変身。
海を望むことができ、また夜にはお月見も楽しめて、豊かなライフスタイルに大活躍です。
梅原建設インテリアコーディネータ 福田佳奈
今回のリノベーションの目的は、「オーナー様ご家族のリハビリのため」「地域交流のイベントスペースのため」「近い将来起こるかもしれない大地震に備えての避難所・備蓄倉庫のため」など多岐に渡ります。
ご要望を最適化するため、間取りは耐震性を損なわない範囲で可能な限り広くとり、仕上げ素材は丈夫で掃除もしやすいものを選択。もちろん美意識も大切なポイントとして取り入れています。
アクセントのレジンテーブルをはじめ、リビングでは床の一部を強化ガラスにして地下倉庫が覗けるスペースをつくったり、他にもキッチンカウンターの周囲にオーナー様のミニチュアコレクションを飾るためのショーケースを造作するなど、さまざまなアイディアを詰め込んだリノベーションとなりました。
オーナー様と二人三脚でのプロジェクト。私どもも大変楽しくお仕事をさせていただきました。有難うございました！
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リビングから地下倉庫が覗けるガラス窓。覗いた先に何を置こうか現在ご検討中だそうです！
オーナー様とご一緒に、キッチンやタイルのショールームをまわって選んだご自慢のキッチンスペース。
