ロケーションを活かした開放空間
相模灘を目の前にした風光明媚な土地で、移ろう景色を楽しむお住まいのご計画です。
恵まれたロケーションを存分に活かすため開口部を多くとり、またアイランドキッチンを設けて、海に向かい広がるライフスタイルをご提案させていただきました。
風景を切り取る大きなピクチャーウィンドウ
崖条例と風致地区
絶景たる所以でもあった傾斜地での建築です。建物の裏に崖を背負っていたこともあり、万が一の崖崩れにもお施主様の人命をしっかり守るため、強固な防土壁を施工しました。
また、周囲は風致地区(自然美を維持保存するために創設された制度)に指定されており、明媚な景色を残すため敷地に植栽を計画しました。
静岡県建築基準条例 第10条(崖条例)
がけの高さ(がけの下端を通る30 度の勾配の斜線をこえる部分について、がけの下端からその最高部までの高さをいう。以下同じ。) が2メートルをこえるがけの下端からの水平距離ががけの高さの2倍以内の位置に建築物を建築する場合は、がけの形状若しくは土質又は建築物の位置、規模若しくは構造に応じて安全な擁壁を設けなければならない。
ベランダからもこの景色
ミニマムにスローライフを楽しむ
2階は寝室とバスルームのみのシンプルな就寝動線でまとめています。
圧迫感のないオープンクローゼットとし、空間の広がりが得られる内窓が特徴です。
バスルームからもこの景色
2Fの寝室と吹抜けをつなぐ内窓。