一級建築士。1983年生まれ。長野県出身。
県外で建築士としての実績を積み、伊豆へ移住。
これまでのキャリアを生かして独創的な別荘建築をご提案。

// 建築士になろうと思ったきっかけ

一番大きいのは親の影響ですね。
父親が左官屋ということもあって建築関係に進むことに何の違和感・疑問も持っていませんでした。子どもの頃はよく「左官屋になりたい。」と周りに話していたそうです。

建築の中でも設計という分野に興味を持ったのは 、高校生の時、アントニア・ガウディのサクラダファミリアの写真集を見て、設計って面白そうだな、デザインって面白そうだなと思ったのがきっかけです。 もともと何かをつくるのが好きだったのですが、父親とはまた別のステージに行きたかった 、という想いもあったのかもしれません。

高校卒業後は建築の専門学校へ進学したのですが、建築について知識を深めていく中で、家づくりにはお客様だけでなく現場に携わる多くの職人との関わりも大切だということに気づいて、それで、専門学校を卒業してからは、設計だけでなく現場監理なども含めて全部やってみたいな、と思うようになりました。

// 関東圏内の工務店で実績を積み 、伊豆へ移住

ある日、たまたま 街で 建築の アートギャラリー が開催されていて立ち寄ったことがあったんです 。建築模型も飾られていて興味深いギャラリーだったんですけど、後々そこを運営していたのが、設計から施工まで一貫して行なっている工務店だということを知りました。それで、ここでなら幅広い業務に携われそうだと思って、求人募集は終わっていたんですが、どうにか頼んで働かせてもらうことになりました 。

それから10年間、設計、現場管理、積算、お客様への対応など 、最初から最後まで一人でこなさなければならなかったので、沢山の経験を積めて充実して過ごしました 。

ある程度のやり方が分かるにつれて、また違う世界も勉強してみたいなと思うようになっていたんですが、前職と同じ関東圏内で探していてもそれほど条件に違いがなくて。そんな中で出会ったのが、伊豆というリゾート地で別荘建築を数多く手がけている梅原建設でした。

// 建物に対するこだわり

カッコイイものを作りたいという思いは当然ありますね。 そのうえで、例えば建具ひとつひとつの納まりにも工夫を凝らしたり、また住宅性能など目に見えにくい部分にもこだわったプランづくりを意識して います。

もともと漆喰や無垢フローリングといった 自然素材が好きなのですが、既製品にもそれぞれのメリットがありますので、ライフスタイルや好みをお聞きしたうえで 、常にお客様に寄り添ったベストなご提案ができるよう心掛けています。

お客様を目の前にする機会が増えたことで、千差ある人の想いをどう表現するか、まずはそのことを意識するようになりましたね。

// お客様に向けて一言

やりたいことがあれば、最初からダメだと判断しないで遠慮せずにおっしゃってください。もちろん納まりやご予算の都合で二度手間となってしまうこともありますが、言わないで後悔するよりも、吟味したうえでの結果であればご納得いただけると思います。

家を建てて終わりではなく、そこから充実した暮らしをスタートしていただけ ますように、皆さまの家づくりを サポートさせていただければ幸いです。