リビング
今月は、旅館設計を数多く手掛けてきたお施主様とのコラボ住宅をご紹介いたします。
和テイストを活かすため採用したデザイン障子から、カーテンとはまた違った、柔らかな光が室内に差し込む。
それとは対比するように、一角には黒を基調とした薪ストーブコーナーを設けて、落ち着きのある癒しの空間を演出。
上部は吹抜け天井となっていて、高窓からも明かりを取り込んでいます。
寝室
「雪見障子」は、眺望としての用途に限らず、ロールスクリーンのような高さ調整ができるので、近隣からの視線を遮る効果も期待できます。
その利点を活かして、寝室は開放感とプライベートが両立した安らぎの空間になりました。
書斎
2階にある3畳の書斎は、寝室に設けた小さなハシゴを使ってアクセスできる隠れ家的なスペース。
座位から山や海を眺めることができ、物思いに更けるひとときをお過ごしいただけます。
家事動線
画像(1)ランドリーからキッチンを望む
画像(2)洗面室から浴室を望む
「浴室」「洗面室」「ランドリー室」「キッチン」の4室が一直線に横並びしたミニマムな家事動線。
上の画像はその中央に立ち、画像①はランドリー室からキッチンを、画像②は洗面室から浴室を、それぞれ眺めている。
外観
旅館と住宅が融合したかのような、重厚でデザイン性に富んだ外観。
和の安らぎと、現代建築の利便性を兼ね備えた、モダンな建物になりました。